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5/10 夏季大会へ向けて
 春の三重県大会が終わり、各チーム夏季大会へ向け練習に励む期間となりました。残すところ夏まであと2ヶ月!
 練習試合では勝てない日々が続いています。ではどうやったら勝つことが出来るだろう…と考えて日々の練習に取り入れていますが、やはり実戦を想像する力。これが今の志摩高校野球部には求められているのではないでしょうか。
普段の練習ではなかなか実戦練習というものは人数の都合上出来ません。特にキャッチボール。これほど良い練習はありません。言い続けていますが忘れてしまいがちです。
 キャッチボールは守備のあらゆる場面において試されます。ゴロの捌き、送球のみならず、カットプレー、タッチプレー、挟殺プレー、投手への返球、投球、牽制球、あげればこれほどあります。全ての練習が意識次第で出来るのがキャッチボール。色々なプレーを試していけば、もっと今の自分が良くなる。そう思って取り組んでほしいところです。
 攻撃面では、やはり状況の整理が課題でしょうか。打撃は水物です。良いときもあれば悪いときもあります。でも走塁は違います。場面によって違うルール、外野の位置、内野の守備隊形、バッテリーの決め球、カウント球、牽制球の早さ、クイックのうまさ、自分以外のランナーの位置、アウトカウントなど、頭に入れることはたくさんあります。ボーンヘッドを減らすにはとにかく状況の整理。これが出来るようにならないことには…と思います。
 勝つには隙を与えず、隙を突く。これが一番の近道。実力で完敗しているわけではないここ数試合だからこそ、勝ちにこだわって、その中に楽しさを見つけていきましょう!

4/19 「地区予選を終えて 自力をつけろ」
 3月30日に伊勢工業高校さんに敗れ県大会出場を逃してしまいました。
 いよいよ3年生にとっては、最後の大会を残すのみとなりました。人数が揃わない中でも、一生懸命に練習に取り組み続けている部員たちですが、もっと貪欲に勝利を目指してほしいと思います。
 「自力」が足りません。「他力」に頼ってばかりで大事な場面で結果を残すことが出来ない選手が多いですね。
野球はチームスポーツですが最後は自分!皆で練習してこようが、声を掛け合って挑もうが、打席に立つのは自分だけ!だからこそ、苦しいとき、しんどいときこそ自力をつけるチャンス。
 地区予選でもそうでした。先制されたときに誰も雰囲気を変えられない。チャンスは作るけど後1本が出ない。まだまだそういった部分での弱さを感じざるをえませんでした。
 試合前のウォーミングアップから、自分がこのチームを勝たせるんだという思いを持ってランニングの1歩、ダッシュ1本に臨んでほしいです。
 高校野球は1発勝負!力の差だけで決まらないのが同じ高校生同士の戦いだと思います。やっている練習に間違いは無い。あとはどれだけそこに本気をぶつけられるかが夏までの勝負!あっと三重県を驚かすようなチームになりましょう!

1/7 「新シーズン」
 あけましておめでとうございます!!
 1/6より2022年の野球部の練習がスタートしました。昨年と同様、近くの伊雑宮までランニングで移動し初詣からスタートを切りました。また、今年は縁もあり、高校の後輩である現カープの田中法彦選手とドラゴンズの岡林勇希選手にサインをいただく事が出来たので、部員にプレゼントしました。初詣もスムーズに行くことができ、とてもいいスタートを切ったなと思いましたが…
 練習に入ってみると昨年の課題はまだまだ引き続きだなというように感じました。技術はオフ期間で上手くなるとは思いませんが、練習への意欲、態度、工夫に関してはチームとしてまだまだ改善できるなと感じました。
 2日目である7日は、ミーティングよりスタートしました。
ありきたりではありますが目標設定をしてもらいました。その中で「自分で努力できること」「自分だけでは努力できないこと」の2つに分類をして、【目標達成までのプロセス】を考えてもらいました。
 部員には、周りの人、道具、場所など環境の大切さを感じてもらえたのではないかと思います。
 周りの人の協力があってこその自分というところと、自分を大切にすること、ここを考えるときりがないですが、自分のやりたいことをやる上でそれができる環境を作ることが第一に必要ではないかなぁと感じています。

 今日のミーティングでは、「自分のやりたいことだけやる前にそれを出来る環境を作ろう。自分のやりたいことを応援してくれる人を増やそう。やりたいことを応援してくれる人(人脈)がいつか大きな力になるかもしれない」とまとめました。

 野球を通じて得た出会い。運次第です。野球をしていなかったら出会わなかった人も多いでしょう。
 だからこそその出会いがいつか自分にチャンスを与えてくれるかもしれません。監督である僕自身も野球を通じた縁で、ジャイアンツのコーチである桑田選手とお話しする機会を頂けたり、今年からドラゴンズの監督になられる立浪さんともお話しする機会もありました。間違いなく指導者人生において貴重な経験だったと思います。
 このようにいつか自分に大きな財産となるかもしれない出会いを簡単に失うのではなく、大切に過ごしてほしいなと思います。

 2022年もまだまだたくさんの人の力が必要になります。皆様のご協力に感謝いたしまして精進していきますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。  志摩高校硬式野球部 監督 小林 祐哉

12/2 「シーズン終了」
 27日の練習試合をもちまして、2021年の全試合が終了しました。
振り返ると去年に引き続き今年もコロナウイルスの影響を受けながらというシーズンでした。
 人数が少ないため、土日は積極的に合同練習を組んでいましたが白紙になるケースも多かったように感じます。
 部員にとっても、昨年以上に多くのことを経験したシーズンだったのではないでしょうか。練習試合が1試合も出来ないまま迎えた春季地区予選、連合チーム合わせても10人という人数での参加でした。初戦ではエラー8個、、、1点差まで粘るも敗戦。また、昨秋負けた木本高校に負け県大会出場を逃しました。
 夏季大会では、僕が顧問を務めて初めて単独チームを組みました。助っ人7人。周りから見たらおかしなチームだと思われたかもしれません。しかし、その状況下でも、助っ人に感謝の気持ちを持ち、1つのチームとして活動できたことは自分にとっても、部員たちにとっても大きな財産になったのではないでしょうか。
 秋季大会は県大会まであと1勝のところで敗退しました。手の届くところまできていたけれどつかみきれなかった。今まで遠い目標に感じていた県大会が目の前にきた。しかし敗れてしまったあの飯南高校さんとの試合。これもまた得るものは多かったのでは無いでしょうか。

 試合は全て終了となりましたが、これから12月~2月の間、とても大事な期間のスタートです。試合の中で得ることが出来る物も当然ありますが、練習をじっくりしなければ見えてこない物もあります。最近、野球以外の話をすることも増えてきました。「周りから愛される人間」自分だけの世界で生きているわけではありません。もう一度、自分の生活、行動を考え、見直していってほしいと思います。

11/1 「公式戦を終えて」
 先週土曜日に行われた1年生大会が敗退に終わり、今シーズンの公式戦は終了。残すは練習試合のみとなりました。
昨年から目標に掲げていた「夏大会勝利」そして「県大会出場、そして勝つ」といった目標は達成できませんでした。
しかし、昨年からお世話になっているあけぼの学園高校さんに夏大会前には協力いただき、夏大会では志摩高校の他運動部、秋以降は紀南、鳥羽、南伊勢の3校の協力の下、部員数が9人に満たない中で各大会に参加することが出来たことに感謝したいなと思います。
 秋季大会では昨年以上の成績を収め県大会まであと1勝のところまでいくなど、連合チームも2年目となった選手たちを中心に良い試合運びが出来るようになってきました。
 しかしあと1勝…ここはまだまだ遠くに感じざるを得ない代表決定戦であったように思います。なぜそう感じるのかというと、同じミスが多いからです。ミスは出ても仕方ないですが、1次予選、2次予選で出たミスが3次予選になっても出ていてはやはり勝ちきれません。そういった部分をチームとして考えていく必要があると感じます。
 さて、今冬でどんな成長を遂げるのか、強い気持ちを持って練習試合、練習に取り組みましょう!